キラリフーズ

キラリと光る地域の美味しい食材を全国へ

キラリフーズは自然豊かな広島県安芸高田市で地元のもち麦生産者と地域産業の創出と支援に取り組む地方問屋がタッグを組んで食の安心・安全と環境保全、品質向上を重点とし、持続的な農業の基盤作りと「日本一のもち麦」ブランド化を目指す地域企業です。

企業のこれまでとこれから

御社の創業から現在に至るまでの歴史について、転換点となった出来事を含めて教えて下さい。

株式会社キラリフーズは広島県安芸高田市の農業生産者であるトペコおばら、地域事業の発展に力を入れている食品卸の旭食品という会社が連携し、一緒にもち麦事業を行うことで、もち麦に付加価値をつける6次産業化事業を展開できる会社として2019年に設立されました。生産者が生産したもち麦をキラリフーズが全量買い取りすることで、生産者がより生産に集中できるようになり、より多くのもち麦の栽培やもち麦の品質向上が可能となりました。企業設立のきっかけとなったのは、旭食品の関連会社の酒造メーカーが広島県北部地域の酒米を原料に使用しており、安芸高田市とも以前から関わりがあったことです。この地域は「農業の高齢化」という問題に直面しており、その問題に「次世代の農業」というキーワードで取り組んでいたトペコおばらの沖田社長、地域産業の発展や地域密着を企業テーマに掲げる食品卸の旭食品の両社の思惑が一致し、「日本一のもち麦」ブランド化を目指し共同設立。「ひろしま農林漁業成長支援ファンド」様からも出資協力のお力添えをいただきながら、2019年に力強い一歩を踏み出すことができました。今年で創業6年目を迎えており、地元である広島県内での活動を軸とし、積極的に取り組んでいきたいと考えております。

御社の現在の事業の強み・特徴これからの展望について教えて下さい。

弊社の主力商品である「特選もち麦キラリモチ」は産地・生産者・農場指定、品種限定です。最大の特徴として、大粒で食感がよいという商品特徴がございます。弊社では炊飯後の褐色も起こりにくいもち麦品種を使用しており、もち麦に含まれる食物繊維はとても多いです。この大粒でプチプチとした弊社自慢の食感の秘密は、弊社が誇るもち麦職人による独自精麦技術にあります。また、炊飯後の冷凍保存も弊社では推奨しており、レンジアップをしても美味しく召し上がることができます。また、高品質を維持できることを目的とし、JGAP認証取得農場でのもち麦栽培を行っております。また、もち麦関連商品やそれ以外の農産物商品の開発にも現在取り組んでおります。

企業から見た地域の魅力について

御社から見た広島地域の魅力について教えて下さい。

安芸高田市は広島市と隣接しながら、中国山地の山々に囲まれた緑と清流の自然環境を有しており、交通利便性も良好です。豊かな自然環境のもと、様々な農業が展開されております。弊社もその一員として、安芸高田の農業を支えていく存在でありたいと日々精進しております。また、毛利元就の郡山城跡や、甲立古墳などの史跡、神楽・花田植などの郷土芸能など、継承し続けたい文化財があります。スポーツにおいては、サンフレッチェ広島・湧永ハンドボールチームなどの拠点となっており、サッカー公園をはじめ、ダンス・音楽・野球・バレー・プールなど、様々なサークル活動ができる施設があり、多くの人が文化・スポーツを楽しんでおります。

企業が求める人材像について

御社に応募していただきたい人材像について、具体的に教えて下さい。

まず、農業に興味がある方を募集します。農業が好きな方は大歓迎ですが、初心者の方は農業が好きかどうかもわからないと思います。農業は、暑くて寒くてきついです。天候にも左右されます。しかしながら、他には代えがたい大きなやりがいがあります。農業のどの部分にやりがいを感じるかは人それぞれですが、ダイレクトに自分が育てた作物が成長していく姿に、特にやりがいを感じられると思います。作業としては、単独作業もあれば集団作業もあります。社員同士協力しながら仕事を進めるので、報連相・協調性・素直さ・誠実さを重視しております。地域密着型なので、一緒に地域を盛り上げていただける方、ご応募お待ちしております。

ひとを知る

代表取締役会長
沖田良次

広島工業大学を卒業後、地元の高田郡農業協同組合(現:ひろしま農業協同組合)に就職。入職後は営農指導員として地元の農家さんを支えたが、農業で安芸高田市を支えたいという思いで、一念発起。農協を辞め、水耕ネギハウスを新設し自営農業に従事。その後、地元地域の圃場整備を契機に、地域・農家・自然環境の三位一体農業で地域の活性化に貢献するという経営理念を掲げ、株式会社トペコおばらを設立し、代表に就任。2019年から株式会社キラリフーズの会長職を兼務。

SDGsへの取り組み

  • 【9】地方の生産農家と地方の卸問屋が協業し、生産・加工・販売を一体的かつ統合的に行うことで地域の食文化の発信と6次産業化を実践します。
  • 【12】食品取扱事業者としての責務である食の安心・安全、トレーサビリティの観点、より良いものを作りたい思いからJGAP認証農場でのもち麦栽培に取り組んでおります。
  • 【15】企業の新たな挑戦として、令和5年度からクロタラリアという植物を活用し、化成肥料を減らした減農薬のもち麦栽培にも取り組んでおります。

企業プロフィール

企業名株式会社キラリフーズ
所在地739-1102
広島県安芸高田市甲田町上小原1315
創業年2019年創業
代表者代表取締役社長  山根信幸
事業内容
  • 農作物の生産・販売・加工業その他
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