企業のこれまでとこれから
御社の創業から現在に至るまでの歴史について、転換点となった出来事を含めて教えてください。
1947年に繊維工業用薬剤を製造・供給する会社として設立されました。
1954年からは酸化エチレンを厳しい法規制のもとでの取扱いを開始し、1967年からは各種アミン誘導体の製造・供給にも取り組んでまいりました。2022年初頭にはトリメチルアミン貯槽を新設、生産能力を増強するとともにカチオン化でんぷん等の重要原料となるグリシジルトリメチルアンモニウムクロライド(GTA-80)など第4級アミン塩の製造販売も国内唯一の生産メーカーとして開始。塩化チオニルを用いるクロル化反応などの多種多様な化学反応にも対応しており、創業から現在に至るまでの70年にわたり、取扱い製品の幅を広げ続けております。

御社の現在の事業の強み・特徴やこれからの展望について教えてください。
弊社の高圧ガス原料などを使用する化学品製造には70年を超える歴史があり、厳しい法規制下における取扱い実績・伝承されている各種技術・安全操業ノウハウの蓄積は技術の強みの源泉です。また弊社が工場を構える群馬県は日本列島のほぼ真ん中に位置していることから各地への物流拠点としても都合が良く、地震などの災害に比較的強いエリアでもあるため、将来にわたって安定的な事業継続性を期待できる強みも有しています。
弊社はこの規模の化学メーカーとしては国内唯一のトリメチルアミン大型貯槽を擁し、用途の裾野が広い塩化コリンなどのアミン誘導体や、香粧品の重要原料としてのカチオン化剤グリシジルトリメチルアンモニウムクロライド(GTA-80)の国内唯一のバルク製造サイトとして今後も事業を拡大していく所存です。
企業から見た地域の魅力について
御社から見た群馬地域の魅力について教えてください。
館林市は「鶴舞う形」といわれる群馬県の東南部、ちょうど鶴の頭の部分にあたる地域です。関東地方のほぼ中央に位置しており、浅草まで約70㎞と群馬県内でもっとも東京に近く、東北自動車道や東武鉄道を利用すると約1時間でアクセスできます。
北には「渡良瀬川」、隣接する邑楽郡明和町を隔てた南には日本一広い川である「利根川」と南北に大きな一級河川が流れ、「城沼」や「多々良沼」、「近藤沼」や「茂林寺沼」などの豊かな水資源と自然環境に恵まれた、多様な動植物の生息地でもあります。
城沼と多々良沼で越冬した白鳥たちが北の大陸を目指し、桜の花とこいのぼりの競演で春が幕を開けると、つつじ・花菖蒲・花ハスに彼岸花と、色鮮やかな花々が四季折々に館林を彩ります。

企業が求める人材像について
御社に応募していただきたい人材像について、具体的に教えてください。
化学メーカーはさまざまな職種が連携して動いています。そのためモノづくりや化学が好きでコミュニケーション能力や協調性があり、粘り強い方に来ていただきたいです。好奇心が旺盛で化学全般に深い関心があり、型にはまらない自由な発想ができる方も歓迎しております。化学系の学部のみならず幅広い学部出身の先輩社員が持っている知識を活かして活躍している職場です。モーリン化学工業で働きたいという熱意のある方のご応募をお待ちしております。

ひとを知る

代表取締役社長
山下徹
薬学系大学院修士課程修了後、東証一部(現プライム市場)上場の総合化学メーカーでの31年間の勤務を経て2018年当社に転籍。前職では一貫して医薬品の新薬探索研究、事業開発に従事。1995年東京大学より博士(薬学)授与。2020年に当社代表取締役社長就任。自社コア・コンピタンス構築を念頭に2022年新規設備投資を行い、国内唯一の重要製品取扱いを展開中。2011年から国立大学法人千葉大学客員教授を兼務。
SDGsへの取り組み
- 【2】私募債発行を通じて「こども食堂」の運営を地域の皆様と支援していきます。
- 【3】弊社は全国健康保険協会群馬支部より「健康事業所宣言書」を受領し、「生き活き健康事業所」に登録されています。
- 【11】会社と社員が協力して、月に一度の会社周辺地域美化活動を行い住みやすい町づくりに貢献します。
企業プロフィール
企業名 | モーリン化学工業株式会社 |
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所在地 | 〒374-0027 群馬県館林市富士見町11-38 |
創業年 | 1947年創業 |
代表者 | 代表取締役社長 山下徹 |
事業内容 |
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