企業のこれまでとこれから
御社の創業から現在に至るまでの歴史について、転換点となった出来事を含めて教えてください。
創業者である水野景右が16歳の時に中古ミシンを1台購入し姉と二人で縫製業をスタートさせたのが水甚の始まりです。順調に業績拡大している中、1964年にはスラックス製造の町工場から紳士服の製造卸販売に業種を転換し高度経済成長の波に乗り業績を順次拡大し岐阜のアパレルでは初めての200億円の売上を突破する企業に成長しました。1990年代には安定した商品クオリティを提供する事を目標に他社に先駆け、中国、ベトナム、ミャンマーに自社工場を建設し、自社ブランドの卸販売だけではなく、高品質やデザイン力を評価され有名小売店からのOEM・ODM生産を請け負い、アパレル業界において確固たる地位を築いています。

御社の現在の事業の強み・特徴やこれからの展望について教えてください。
弊社は自社ブランドの卸販売に加え、現在ではSPA事業として「Arnold Palmer」「Eddie Bauer」の2ブランドを運営しています。今後の展望としては、1990年代にニューヨークのミュージックシーンを背景にブレイクした「First Down」ブランドで世界進出を目指しています。「First Down」の服を日本だけでなく世界中の人々に着てもらう事を目標に掲げ、欧米、東アジアを皮切りに世界の国々の人々に幸せを感じてもらえる服を提供する事を今後の事業の一つの柱に育てたいと考えています。弊社は卸事業とSPA事業を融合させた企業体の確立を目指しています。

企業から見た地域の魅力について
御社から見た岐阜地域の魅力について教えてください。
岐阜県は日本の中心に位置しており、緑豊かな大地と大自然に恵まれた土地であり、大都会でもなく田舎でもなく非常にバランス感覚に優れた地域だと思っています。歴史的に見ても大変重要な土地である事は明らかであり、地理的にも機動力が生かせるとても良い環境にあります。岐阜は名古屋と大阪に挟まれた土地ですが、岐阜の魅力をSNSで知った海外の旅行客が多く訪れる事からも幻想的で魅力あふれる土地だという事は立証されています。ただ今までは岐阜の魅力を外に発信する事が苦手であったように思います。弊社はこの創業の地岐阜の魅力や特色を日本中もちろん世界中の人々に知ってもらう一翼を担いたいと考えています。

企業が求める人材像について
御社に応募していただきたい人材像について、具体的に教えてください。
チャレンジ精神に富んだ人材を必要と感じています。成功するためには失敗を恐れず成功するまで挑戦し続けることが非常に重要な要素だと思っています。人間は失敗を重ねながら常に新しい発見に向かって成長し続けなくてはなりません。成功に導くまで努力を続ける人が成功者になれる要素だと思っています。途中であきらめた人は決して成功者になる事はできません。この事からも毎日同じことの繰り返しを決してあきらめる事無く、目標を完遂するまで継続する力を持ち合わせて成長できる人材を必要としています。我々仲間と一緒に世界に向かって飛び出しましょう。

ひとを知る

代表取締役社長
中村 好成
2005年に代表取締役社長に就任。2005年中国、2014年ミャンマー、2023年ベトナムに合弁工場を設立し、海外での生産体制を強化。2006年には水甚の中心ブランドであるFIRST DOWNの商標権を取得し全国展開を開始。2020年ARNOLD PALMER、2021年EDDIE BAUERと契約しSPA事業に参入。現在は卸売とSPAの両軸で事業を展開し、2ブランドで全国50店舗を運営している。
SDGsへの取り組み
- 【12】全ての商品にリサイクル素材を必ず使用したFIRST DOWNを展開しており、資源の循環利用・環境負荷の低減に貢献します。
企業プロフィール
企業名 | 株式会社水甚 |
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所在地 | 〒501-6123 岐阜県岐阜市柳津町流通センター1-15-3 |
創業年 | 1949年創業 |
代表者 | 代表取締役社長 中村 好成 |
事業内容 |
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