企業のこれまでとこれから
御社の創業から現在に至るまでの歴史について、転換点となった出来事を含めて教えてください。
弊社は1940年に創業し、福岡県八女市において80年以上にわたりお茶を製造し続けてきた会社です。弊社で取り扱っているお茶の種類は多岐にわたり、玉露・煎茶・番茶・粉茶・ほうじ茶・抹茶などさまざまな商品を製造しております。また、お茶以外にも「健康に良く美味しい商品」を開発しており、八女の玉露を使った"玉露梅"や、長崎のトビウオと八女の玉露を使用した"玉露とあご入りだし"、八女の抹茶を使ったお菓子や現在流行中の桑の青汁など、さまざまな商品を取りそろえております。
そして2010年頃より海外輸出を開始し、2018年には外国籍従業員を積極的に採用することで言葉の壁を克服し、本格的な抹茶の輸出へと注力し始めました。既存の台湾顧客を含めたアジア諸国はもちろんのこと、欧米地域も市場開拓の視野に入れて展開し、現在では世界35ヶ国に日本茶を輸出しております。
今後も皆様においしいお茶を飲んでいただきたいという想いとともに、八女茶の魅力を伝えていけるよう努めてまいります。
御社の現在の事業の強み・特徴やこれからの展望について教えてください。
茶生産者と連携しながら現地の基準を満たす多様な製品を提供することはもちろん、日本茶の輸出を通して日本茶の文化と魅力を伝え、海外との文化交流を促進させることができるのは弊社の大きな強みです。
具体的な施策として、海外輸出に向けて自社ホームページ・パンフレットを多言語向けに刷新し、ECサイトも運用しながら新規顧客の獲得を目指しております。2018年には福岡県の製茶業者として初めて「FSSC22000(食品安全システム認証)」と「JAS有機認証」を取得し、弊社の商品が安全かつ高品質な商品であると認められました。また2024年には、海外の規制やニーズに対応しながら継続的に輸出に取り組んでいる日本の手本となる産地「フラッグシップ輸出産地」にも認定されております。これにより、商品健康志向の高い欧米地域からの信頼も獲得し、有機商品を輸出できるようになったことは、弊社の大きな強みです。
そのほかにも、SNSにて日本茶の魅力を発信し、茶師の育成やコンテストへの参加を通してお茶製品の付加価値を積極的に高めております。今後も日本茶・抹茶・茶道を通じて誰もが日本文化や習慣に触れることができる機会を増やし、国際交流の活性化やさらなる異文化理解に貢献してまいります。
企業から見た地域の魅力について
御社から見た福岡地域の魅力について教えてください。
福岡県・八女地方は四季を通して自然豊かな高級茶の産地です。この栽培に適した環境で育まれた八女茶は「色」「香」「味」「形」のどれをとっても素晴らしく、香りは豊かで濃厚かつまろやかな甘みが特徴です。私たち大石茶園はこの自然と大地の恵みに感謝し、製造技術を磨きながらお茶づくりに励んでおります。
企業が求める人材像について
御社に応募していただきたい人材像について、具体的に教えてください。
日本茶が好きで美味しいと思えることはもちろん、健康的で元気・笑顔・情熱のある方に来ていただきたいです。また弊社での仕事は周囲との連携が重要なため、円滑なコミュニケーションが求められます。そのため、素直で勉強好きなプラス思考の方、社会に貢献し人の役に立ちたいと思える方であれば、弊社で活躍できると信じております。そして茶の香りを楽しむための嗅覚・味覚に悪影響を及ぼす可能性があるため、タバコを吸わない方を歓迎しております。私たちとともに九州・福岡県から世界へとお茶の魅力を発信し、日本をより良くしていきましょう。
ひとを知る
専務取締役
大石賢一
およそ20年前にフランスに留学していた際に、日本茶を見かける機会が少なくあまり注目もされていなかったことから、帰郷後に故郷の特産品である八女茶を世界に届けることを決意し、株式会社大石茶園に入社。
SDGsへの取り組み
- 【3】健康であれば何歳でも働き続けることのできる環境を目指す施策の1つとして、自社の日本茶や健康商品は全スタッフが好きな時に飲食可能です。
- 【9】茶畑や製茶工場は、日本の茶産地の貴重な地域資源です。輸出によって収益を増やすことで茶畑の保全や地域の持続可能な農業の発展、およびSDGsの達成を目指します。
- 【11】地方創生メディア「Made In Local」に協賛し、「持続可能な社会」を目標にSDGsの推進と認知度向上に寄与します。
企業プロフィール
企業名 | 株式会社大石茶園 |
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所在地 | 〒834-0066 福岡県八女市室岡1071 |
創業年 | 1940年創業 |
代表者 | 専務取締役 大石賢一 |
事業内容 |
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