企業のこれまでとこれから
御社の創業から現在に至るまでの歴史について、転換点となった出来事を含めて教えて下さい。
弊社は1947年に創業者である渡辺始が、福岡県久留米市にて創業いたしました。1968年には裏地が布製で表が全てゴムで覆われた手袋「トワロン」を発売。同種の製品では当時から現在に至るまで、高いシェアを誇るロングセラー製品となっております。1985年にはマレーシア工場を設立。1989年はCIの導入により、社名を東和グローブ株式会社から株式会社東和コーポレーションに変更いたしました。2015年にバングラデシュ工場が操業開始し、2019年にはロボットアーム・ハンドを保護し、作業効率を向上させるための新規事業「ロボグローブ」事業を開始しました。また弊社では人の手を守り、作業効率を向上させるだけでなく、ロボットによる作業の安全や作業効率のさらなる向上にも取り組んでおります。
御社の現在の事業の強み・特徴やこれからの展望について教えて下さい。
仕事のみならず、顔を洗う、食事をする、歯を磨く、携帯電話を触る、お金を払う・受け取る、掃除・洗濯・炊事などの家事をする。このように私たち人類は日常の何気ない行動にも、手を使います。手は我々にとって意識してか、意識せずにかは別として、最も使用する身体の一部なのです。手袋を通して最も身近な手を守るという理念と、これまで培ってきた安全や快適を創造するという哲学はそのままに、次の柱として2019年に立ち上げた新規事業「ロボグローブ」事業では、70年以上の手袋メーカーとしての経験を活かしたロボットの作業効率向上と保護の追求に取り組んでいきます。
企業から見た地域の魅力について
御社から見た福岡地域の魅力について教えて下さい。
福岡県の南部に位置する久留米市は福岡県第3の都市であり、人口30万人を有する中核市でもあります。一般的には焼鳥屋が多いことや、豚骨ラーメン発祥の地として知られていますが、実は久留米市はブリヂストンやムーンスターなどの名だたる企業が事業を開始した、ゴム製品の町です。久留米高専生物応用化学科ではラテックスをはじめとしたポリマーの研究も盛んにおこなわれており、弊社も含めゴム加工を行う企業が多くあります。また、筑紫次郎と呼ばれる筑後川を有しており、水の街としての側面も持っております。久留米市はそのほかにも、からくり儀右衛門こと田中久重や多くの芸能人を輩出していることでも有名です。
企業が求める人材像について
御社に応募していただきたい人材像について、具体的に教えて下さい。
仕事とは自分のテリトリーを決めた段階でそれ以上の進歩はありません。仕事において最も重要なことは"気付くこと"であり、"わかること"です。物事は大なり小なり変化しており、その変化に気付いただけで手を打たなければ何も起こりません。気付いたことを気付いた人間がやる。「人の仕事だから」「自分の仕事じゃないから」と思ったり、言ったりした時点で進歩のひいては物事の本質につながると考えます。そのため、多少困難なことがあってもその変化を楽しんで物事に臨める姿勢をお持ちの方と、一緒に仕事をしたいと思っております。
ひとを知る
代表取締役社長
渡辺聡
1980年佐賀県唐津市出身。2005年4月に作業用手袋メーカーである株式会社東和コーポレーションに入社。企業は社会の公器たるべきという思いから、2009年には自ら広報部を立ち上げ、社会と企業との良好な関係構築を目指した。2016年4月同社7代目社長に就任。自身を含めすべての人が中継ぎであると考え、後進にバトンを渡し続けることのできる、属人的でない組織を作ることで、永続企業への道を目指す。
SDGsへの取り組み
- 【8】バングラデシュ北部で事業を展開することで、極度に貧しい暮らしをしている方を減らせるように寄与していきます。
- 【9】縫製産業以外が未発達なバングラデシュで工場を操業することにより、多様化・技術の向上・経済発展に寄与していきます。
- 【12】省資源・再生産性に優れた資材等の購入に努め、リサイクルシステムを確立し、資源の有効利用を図っております。
企業プロフィール
企業名 | 株式会社東和コーポレーション |
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所在地 | 〒830-0047 福岡県久留米市津福本町227 |
創業年 | 1947年創業 |
代表者 | 代表取締役社長 渡辺聡 |
事業内容 |
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