メディアファイブ

半年をかけて未経験者にプログラミン グを教え、IT業界デビューをサポート

全くの未経験者に対して、半年間のプログラミング教育を無料で行い、プロのITエンジニアとしてIT業界に送り出し続けることで、主要な産業が乏しく支店経済といわれている福岡市をソフトウェアアイランドに変えていきたいです。

企業のこれまでとこれから

御社の創業から現在に至るまでの歴史について、転換点となった出来事を含めて教えて下さい。

1996年に創業したメディアファイブは、システムエンジニア出身の上野英理也が、それまでの経験を活かして、高品質なITシステムを設計・開発・納品するシステム受託開発(SI)事業を軸にスタートしました。
2001年には、システムエンジニアリングサービス(SES)事業へ参入するため、自前でIT人材を育成する仕組みを整備し、現在のプログラミングスクールの前身を開始しました。
その後、「⻁の穴」や「ITプロ育成スクール」といった変遷を経て、2024年には東京の秋葉原地区に校舎を構える「アキバ・テックドリーム・アカデミー」として全面リニューアルしました。
こうして進化を続けてきた弊社のプログラミングスクールが、この約20年間でIT業界に輩出したITエンジニアの数は数百名にのぼります。

御社の現在の事業の強み・特徴これからの展望について教えて下さい。

メディアファイブの最大の強みは、弊社が運営する未経験者向けの無料プログラミングスクールです。
かつて、まともにパソコンに触れた経験がなく、電源ボタンの位置も怪しかったシングルマザーの方が入校し、半年後にはJava言語のプログラマーとしてIT業界デビューを遂げられました。これを目の当たりにして、自画自賛になりますが、このプログラミングスクールの価値を改めて認識させられました。
このプログラミングスクールの特徴は、IT技術などのテクニカルスキルはもちろんのこと、報連相などのビジネススキルやコミュニケーションスキルも総合的に学べる、スクーリングを中心としたカリキュラムにあります。これにより、他社のeラーニングなどのスクールとは異なり、実際の現場で即戦力となるIT人材の育成を実現しています。
経済産業省が危惧している「2030年には最大79万人のIT人材が不足する可能性」に対する弊社なりのアンサーとして、より一層の進化・拡大を目指して継続してまいります。

企業から見た地域の魅力について

御社から見た福岡地域の魅力について教えて下さい。

博多や天神など程よい都市部があり、少し足を伸ばせば海や山などの自然に囲まれているという、コンパクトな魅力があります。
何といっても、その地理が生み出す美味しい食べ物に恵まれており、住みやすい街であることに異論の余地はないと思います。また、人情深い県⺠性が、他の地域からの移住を後押ししていると考えられます。
ターミナル駅である博多駅はもちろんのこと、福岡空港から都市部へのアクセスが他の都市に比べて非常に優れており、住みやすさと相まって人気の転勤地ランキングの上位常連でもあります。さらに、行政が推進しているIT・DX支援やインキュベーターなどのスタートアップ支援が実を結ぶことで、国内だけでなくアジアの玄関口として海外に対しても存在感が増していき、さらなる経済発展の可能性を持っていると考えています。
なお、弊社では2010年より、少額から始められる月額制のITアウトソーシングサービス「オフィスドクター」を運営しております。
ITに関する課題解決を弊社に外部委託いただくことで『福岡市周辺の中小企業、特に非IT企業のお客様が本業のビジネスに専念できるよう支援すること』をミッションとしたサービスです。

企業が求める人材像について

御社に応募していただきたい人材像について、具体的に教えて下さい。

会話・共感・協力など、人とのコミュニケーションがお好きな方をお待ちしております。
未経験の方にとっては意外かもしれませんが、IT業界で働くにはテクニカルスキルも重要ですが、それと同じくらいコミュニケーションスキルも必要とされます。
ITシステムの開発現場では、所属するチーム内のメンバー間はもちろん、連携する他チームのメンバー、ITシステムの発注側であるクライアントなど、さまざまな利害関係者との情報共有や話し合いが頻繁に発生します。
そのため、弊社の採用はテクニカルスキルよりも、コミュニケーションスキルを重視します。それは、テクニカルスキルは一定のレベルであれば学習により獲得できる一方で、コミュニケーションスキルは人間性に大きく影響され、後から修得するのに時間とエネルギーを要すると考えているためです。
弊社の実情として、新卒採用では学生時代にプログラミング未経験の文系出身だったり、他業種からの転職となる未経験採用ではサービス業出身だったりと、さまざまな学歴・職歴の社員たちが、それぞれの得意なIT分野で活躍しています。また、業界平均よりも女性の比率が高く、多くの育児休業明けの女性社員が復職していることも、弊社の特徴と言えます。

ひとを知る

代表取締役社長
河野活

⻑崎大学大学院水産学研究科を修了した後、食品検査機関・食品企画開発・経済団体などを経て、2006年にメディアファイブ株式会社に入社。営業部門の統括責任者、管理部門の統括責任者を歴任し、2022年に代表取締役社⻑に就任し現職。

SDGsへの取り組み

  • 【4】運営ノウハウを活かしたプログラミング体験教室やプロのリコーダー演奏家である弊社創業者によるリコーダー教室を無償で提供することで地域の子どもたちの未来を育み、地域社会の発展に寄与します。
  • 【8】フリーターやニートを含む未経験者向けの無料プログラミングスクール運営のノウハウを活かし、経済的援助を要する方向けのプログラミング体験教室も提供しております。ITエンジニアへのリスキリングの機会やスクール卒業生の正社員採用の機会を増やすことで、情報格差や経済格差の解消に寄与します。
  • 【9】弊社の正社員ITエンジニアが実際に巡回し、オフィスのITトラブルを現地で解決することでお客様が本業に専念できる環境を目指すITアウトソーシングサービスを運営しております。手頃な月額制のプランもご用意しており、価格面でも中小企業のスモールスタートを支援することで地域産業の基盤構築に寄与します。

企業プロフィール

企業名メディアファイブ株式会社
所在地810-0022
福岡県福岡市中央区薬院一丁目1番1号 薬院ビジネスガーデン6階
創業年1996年創業
代表者代表取締役社長 河野活
事業内容
  • システム受託開発(SI)
  • /システムエンジニアリングサービス(SES)
  • /ITアウトソーシング「オフィスドクター」
  • /プログラミングスクール「アキバ・テックドリーム・アカデミー」
WEBサイトリンクはこちらから
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