企業のこれまでとこれから
御社の創業から現在に至るまでの歴史について、転換点となった出来事を含めて教えて下さい。
現在の株式会社マツザワは、前身であったマツザワ会社が倒産し、従業員らの「再建してほしい」という声に応え設立されました。設立当初、「一度倒産した会社」としてお客様に受け入れていただくことが難しく、売り上げも伸びませんでした。そこで、国内から海外へ目を向け、アメリカのとある企業様と契約をし、その企業様の名前を借りて売り出すようになります。その結果、弊社の製造する機械は国内で販売数を増やし、実績を積み重ねてまいりました。契約が切れたときには「倒産した会社」というイメージは風化し、弊社の名前で機械の販売・製造しております。このように、ゼロからスタートするという厳しい状況から始まりましたが、現在では大手メーカー様に採用いただくほどに成長しました。
御社の現在の事業の強み・特徴やこれからの展望について教えて下さい。
弊社では、主に金属の硬さを測る機械を製造・販売しております。ダイヤで傷をつけ、ついた傷の大きさをミリメートルの1/1000であるマイクロメートル単位で測り、硬さを測定する非常に精密な機械です。専門的な機械ではありますが、これにより企業は製品の硬さを保証し、品質を担保することができます。商品の安全を支えるためには欠かせません。弊社はこのような機械に特化しており、様々な機械を取り扱う他社と比べてお客様への対応をいち早く行うことができます。現在は金属中心に取り扱っておりますが、これからはゴムの柔らかさを測る機械にも着手したいと考えております。
企業から見た地域の魅力について
御社から見た秋田地域の魅力について教えて下さい。
秋田県の魅力は、四季の移り変わりが分かりやすいところです。冬になると、辺りは雪景色へと一変します。しかし春になると、雪が溶け、温かい陽気に包まれます。不思議と、春は開放感でいっぱいになります。このような四季折々の景観を楽しめるだけではなく、おいしい食べ物も魅力です。日本海から獲れる魚や、山菜・キノコといった、海と山の幸を楽しむことができます。また、有名なきりたんぽ鍋や、だまこ鍋も欠かせません。だまこ鍋とは、お米をつぶして丸めた「だまこ」を入れた鍋で、秋田県の郷土料理でもあります。
企業が求める人材像について
御社に応募していただきたい人材像について、具体的に教えて下さい。
弊社は製造業ですので、やはり「ものづくりに興味がある方」や「協調性のある方」は重要です。これらに加えて「コツコツと努力できる方」も大切にしております。弊社では製造業の中でも精密機器を取り扱うため、職人的なスキルが必要となります。例えば、部品を組み立てる際には隙間を作らないよう部品を磨き、ぴたりと組み立てます。このような作業に必要なスキルは数日で身につけることはできないため、数年かけて地道に努力し続けることが大切です。だからこそ、弊社では「コツコツと努力できる方」を歓迎しております。
ひとを知る
代表取締役
安保徹
秋田県の高校卒業後、前身であるマツザワ会社に就職する。しかし、入社4年目に会社が倒産。従業員らの「再建してほしい」という声に応え、秋田県にあった工場をもとに、現在の株式会社マツザワを設立した。当初は設計を行っていたが、2011年に代表となる。代表として、弊社の取り扱う精密機器のシェアを伸ばしていきたいと考えている。
SDGsへの取り組み
- 【1】【2】インターネットの支払いの一部をこども食堂に寄付する契約を結んでおります。
- 【8】ほぼ男性だった職場ですが、ここ3~4年で女性の割合が増えております。食事補助をはじめとした、職場環境の改善も進めております。
- 【9】弊社の扱う機械は、主に研究開発の分野で使われており、技術の推進に貢献しております。
企業プロフィール
企業名 | 株式会社マツザワ |
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所在地 | 〒019-2611 秋田県秋田市河辺戸島字七曲台120-19 |
創業年 | 1995年創業 |
代表者 | 代表取締役 安保徹 |
事業内容 |
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