弊社は2013年に創業し、当時は金属リサイクル事業を行っておりました。転換点となったのは2015年です。農業に興味を持っていた代表と地域の野菜ソムリエの方との出会いがきっかけとなり、食品事業へ参入する事を決断いたしました。そして2016年に食のブランド「Cocopelli」を立ち上げ、寒締めジャンボ小松菜「蓊まつ菜(おうまつな)」といった厳選された野菜の販売、えごまの栽培をスタート。2018年には農林水産省の認証である「総合化事業計画」を取得し6次産業化を進めております。2019年からは高齢化の進む地域の果樹園を引継ぎ「Cocopelli果樹園」の経営にも挑戦。さらに2022年には化粧品事業に参入し、秋田県立大学との共同研究を行いえごま油製造時の搾りかすから抽出したエキスを使用したN/Aハンド＆ボディクリームを発売しております。2023年にはCocopelli果樹園の規格外りんごを使った「りんごビール CACHINA(カチーナ)」を商品化させました。

現在の主な事業は金属リサイクル事業とアグリ事業です。アグリ事業に関してはエゴマの栽培や、生鮮野菜の販売、果樹園の運営を行っております。2016年には自社ブランドとしてCocopelli（ココペリ）を設立させました。弊社の強みは地域と関わって様々な取り組みを行っていることです。アグリ事業に関してはゼロからのスタートだったので、県が主催する農業の勉強会に積極的に参加することで食品関連の知識を付け、人脈を広げて参りました。実際に秋田県のサッカーチームと連携しマルシェを開催したり、地域の農家の方と連携して厳選野菜の生産委託、果樹園で生産するリンゴを原料にビールを製造したりと地域と一体となって事業を進めております。

大仙市の魅力は人々の温かい人柄にあります。誰かに喜んでほしいという想いが溢れている地域です。また、最近では農業を営む若者も増えてきており、生産意欲が高く、今後農業に活気があふれる地域に発展するのではと期待が高まります。そして、自然が豊かなところも魅力です。道を車で走っているだけで目に付く山や木は、四季折々の美しさを見せてくれます。特に田沢湖乳頭温泉郷がある地域ではそれが強く感じられ、標高があがり地上から離れるたびに非日常を感じることができ、秋田でしか味わうことのできない体験をすることができます。

人を理解できる優しさを持つ方、情熱的に物事に取り組める方と働きたいと考えております。弊社の行っている事業はすぐに結果のでる仕事ではありません。農業に関しては天候に左右されることが多く思うようにいかないこともあります。そのため、様々な問題が起きても諦めずにチャレンジし解決していくことで喜びを感じることができる環境があります。また、地域の団体や農家の方と協力して行う事業もありますので、相手の意見に寄り添うことのできる優しさも重要です。弊社では「情熱と優しさ」を物事を成し遂げるための「潤滑油」として考えておりますので、自分や誰かの幸せのために一生懸命に働きたいと考える方を歓迎いたします。