企業のこれまでとこれから
御社の創業から現在に至るまでの歴史について、転換点となった出来事を含めて教えて下さい。
弊社は「秋田の良いものを日本全国や世界へ発信したい」という思いのもと2019年に創業いたしました。秋田県は広大な自然環境を活かした伝統的な食文化が盛んな一方、人口減少や少子高齢化等の問題を抱えるなど二面性がある地域です。そのため、今後生き残るためには秋田県の強みである「食」をプロデュースし、工場を所有する専門業者様に商品を製造していただいて秋田県外へ販売する方法が最善であると判断しました。創業時は秋田県の名産品である「いぶりがっこ」を生のままふりかけ状に刻んだ「木っ端みじん」という商品からスタートし、現在は秋田に根付く発酵食品の文化を活かした健康的なペットフードの販売もしております。
御社の現在の事業の強み・特徴やこれからの展望について教えて下さい。
弊社の強みは工場を保有していないため、新しい商品開発に身軽に挑戦できる点です。現在は弊社が開発したいぶりがっこの缶詰を輸出し、海外へ広めることを目標にしております。いぶりがっこは賞味期限が半年ほどしかなく、また高温多湿の環境での保存に適さないため、船での輸出は難しいと考えられていました。そこで、いぶりがっこの缶詰の開発に至ったのです。それに加えていぶりがっこはチーズとの相性が抜群で、お酒のおつまみとして外国の方にも非常に人気があります。それゆえにチーズが盛んに生産されているヨーロッパを最初の輸出先に選びました。はじめは業務用の缶詰をヨーロッパの飲食店様に使用していただき、ゆくゆくは海外の食料品店に秋田のいぶりがっこが並ぶことを夢見ております。
企業から見た地域の魅力について
御社から見た秋田地域の魅力について教えて下さい。
秋田県は四季がはっきりしているため、季節によって多様な屋外型アクティビティを気軽に楽しめることが大きな魅力です。夏には釣りやキャンプ、登山、パラグライダーやハングライダーなど、冬にはスキーやスノーボードをはじめとしたウインタースポーツを堪能していただくことができます。また、秋田県の伝統的な食文化も人々を惹きつけるものです。日本有数の「米どころ」としても有名で、弊社も「あきたこまち」をふるさと納税の返礼品として提供しております。今後も秋田の地の利を活かし、驚きと感動とともに全ての人々を喜ばせられる「食良品」をプロデュースし、秋田の「食のクオリティ」を発信することで地域に貢献してまいります。
企業が求める人材像について
御社に応募していただきたい人材像について、具体的に教えて下さい。
弊社は現在代表と貿易関係の業務を担当する社員の2名で運営しており、今後も最大で5〜6名ほどの小さな規模で事業拡大・海外進出を推進していく所存です。そのため、例えば商品のプロモーションが得意な人や秋田の発酵食品をはじめとする食文化に詳しい人、また国内外の食の需要に精通し、商品企画の提案ができる人など、その人ならではの独自の強みをお持ちの方を歓迎いたします。また、少数精鋭の企業ですので言われたことだけをこなすのではなく、自発的に行動し、情報をどんどん発信できる方にご応募いただけますと幸いです。付かず離れずの距離感で、社員同士が協力しながらも、一人ひとりが活躍できる環境づくりを目指してまいります。
ひとを知る
代表社員
鈴木健一
航空系の専門学校を卒業後、航空業界へ就職。大手航空会社グループを経て秋田へ帰省。2019年にたからぼプロデュース合同会社を起業。12月に創業を開始したが、わずか2ヵ月後にコロナ禍に突入し販路の拡大どころか売り込み先が全て休業となったが、商品開発は継続させてきた。3年間を自らのマーケティングの勉強に活かした。現在では大手コンビニエンスストアへの供給や、輸出の事業も展開してきている。
SDGsへの取り組み
- 【3】隣接する障がい者施設の方に弊社の商品の袋詰めやラベル貼りを担当していただくことで、仕事をしてお金を得る喜びを感じていただきたいと考えております。
- 【8】障がい者施設の方に働く場を提供することで雇用機会を創出し、また彼らに「働きがい」を提供しております。
- 【12】秋田県の発酵食品の文化を活かし、人へはもちろん、ペットにも健康的な食品をお届けしております。
企業プロフィール
企業名 | たからぼプロデュース合同会社 |
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所在地 | 〒014-0024 秋田県大仙市大曲中通町7-15 コレクトビル2F |
創業年 | 2019年創業 |
代表者 | 代表社員 鈴木健一 |
事業内容 |
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