企業のこれまでとこれから
御社の創業から現在に至るまでの歴史について、転換点となった出来事を含めて教えて下さい。
東京都江東区で生まれ育った現代表の巽弘は、とある企業で技術者として工事現場の管理に携わっておりました。その後、秋田県にある花岡鉱山の開発に伴い、工業の拠点を秋田県大館市に移します。この工場が、現在の巽(たつみ)工業所の始まりです。その工事内容は社宅や鉱場の拡張工事など、鉱山に携わる市民の暮らしを支えるものでした。しかし、鉱山が閉山したことをきっかけに、管工事業を中心とした工事へと転換します。特に、水道施設工事・管工事・土木一式工事などを行い、秋田県の人々の暮らしに貢献してまいりました。その甲斐もあり、2023年で弊社は創立57年目を迎えることができました。
御社の現在の事業の強み・特徴やこれからの展望について教えて下さい。
弊社の事業である管工事業や水道施設工事は、毎日使う水に直接関わる工事です。鉱山の閉山以来数十年にわたり、地域のライフラインを支え続けてまいりました。このような長年の事業で培ったノウハウや実力は社員の教育にも繋げており、弊社のきめ細やかで丁寧な工事を可能にしました。技術面での評価のみならず、常にお客様に対して誠心誠意対応することで多くの信頼をいただいております。その一方で、管工事業は目には見えない工事であるため、あまり知られていないことが課題です。しかし、地域の方々の生活を支える弊社の事業は、欠かすことができません。弊社の事業の知名度を上げ、これからも地域の水を守りたいと考えております。
企業から見た地域の魅力について
御社から見た秋田地域の魅力について教えて下さい。
秋田県と青森県の県境に、大館市はあります。四方が山に囲まれた盆地のため夏は暑く、冬は雪の深い地域です。また田畑が多く、日本の懐かしさを感じることができる風景が広がっております。地方出身の方はもちろん都会出身の方でも、魅力に感じていただけると思います。他にも、伝統を、大切にする人柄も魅力の1つです。例えば有名な伝統工芸品として曲げわっぱがありますが、この曲げわっぱに関する興味深い条例があります。大館市では宴会の乾杯のとき、この曲げわっぱでできたお猪口を使い、地酒で乾杯するというものです。このように、日常の中で伝統を味わうことのできる地域だと感じております。
企業が求める人材像について
御社に応募していただきたい人材像について、具体的に教えて下さい。
弊社の事業で作り出すものは、床下や壁の裏、アスファルトの下に埋まっており、なかなか人目に付きません。ただ、蛇口をひねると水やお湯が出てくるのも、空調機のボタン1つで快適な室温にしてくれるのも全て施工する弊社のような業者があってこそです。しかしこのような工事は、弊社だけではできず、様々な業者の方々が協力して作り上げます。そのため、誰かと作り上げることにやりがいを感じられる方と一緒に働きたいと考えております。また、コツコツと努力できる方も募集しております。蛇口や配管の仕組みなど知らない方は多いと思いますが、それに対してきちんと前向きに勉強できるような方が望ましいです。
ひとを知る
代表取締役社長
巽弘
大手製作所・鉱業所の補修管理を担っていた東京都の指定水道工事店に入社後、秋田県大館市にある花岡鉱山開発に伴い社員宿舎の建設や鉱場拡張の責任者として約10年間業務に携わる。1966年10月付で暖簾分けの形で巽工業所を創立。大館管工事協会(現 大館管工事協協同組合)が発足した際は会長・理事長として、大館の管工事発展のため長年尽力。自らの経験を活かし現在に至るまで数多の配管工を育てている。
SDGsへの取り組み
- 【6】私たちが作り出した水道・空調・衛生設備によって、日々の安全で快適な生活空間を提供します。
- 【8】全従業員の幸福を追求し、人々の生活に欠かせないものを扱う誇りと責任を持っております。
- 【11】人々の生活の基盤となるインフラを、縁の下の力持ちとして暮らしを支える存在であり続けます。
企業プロフィール
企業名 | 株式会社巽(たつみ)工業所 |
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所在地 | 〒017-0045 秋田県大館市中道二丁目2番35号 |
創業年 | 1966年創業 |
代表者 | 代表取締役社長 巽弘 |
事業内容 |
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