企業のこれまでとこれから
御社の創業から現在に至るまでの歴史について、転換点となった出来事を含めて教えてください。
タカヤは戦前昭和8年に尾去沢鉱山の鉱山城下町に生まれ、時計店の開業から始まります。日本が豊かになると共に、地域で最も早く新しい商品やサービスを提供してまいりました。1代目は創業の苦労を乗り越え地域の確固たる礎を築きました。2代目社長は時代の変遷と共に新たな事業に着手。縮小する事業と新規事業の両輪によって高収益体質の会社へと成長いたしました。現社長の就任後2000年代に突入し、今までの営業エリアの人口減少が著しくなり、カテゴリーキラーの台頭やナショナルチェーン店の進出、デフレなどにより、根本的に事業エリアや事業そのものの見直しを行いました。その結果「外に打って出る決断」をし、ドコモ事業・FC事業に着手。2010年代には広域展開を始め、営業エリアは東北全域へと広がり、現在のタカヤの形へと変化してまいりました。
御社の現在の事業の強み・特徴やこれからの展望について教えてください。
弊社は東北を代表するメガフランチャイジーを目指しており、「そこに住み暮らす人々に必要とされ、幸福感のある暮らしの実現に寄与する」という経営理念のもと、お陰様で着実に歩みを進めております。弊社の強みは安定した財務基盤の上に、柔軟に変化に対応できる企業風土、人が活躍しやすい環境づくりへの取り組みなど、各方面からのご評価も頂いている会社であるということです。(優良中小企業者表彰・えるぼし3段階認定・女性活躍推進企業など)そのことにより弊社へ転籍する優秀な人財も多く、弊社の成長の原動力になっております。また、代理店契約をしている提携先は、それぞれの業界のオンリーワン・ナンバーワン企業様のみです。よって同業他社に比べ相対的なポジショニングが優位であり、売上と利益が安定しております。
企業から見た地域の魅力について
御社から見た秋田地域の魅力について教えてください。
弊社の本社がある地域は人口が3万人を下回る小さな町です。「きりたんぽ」をはじめとする地域独特の食文化や自然環境・豊富な泉質を誇る温泉群が多数あること、祭り文化の世界遺産化など魅力ある文化遺産が各地にあります。移住促進活動も盛んな地域で、移住者の定住率も高く、地域の人達の人柄の温かさも魅力の一つだと思われます。一方で人口減少や都市部との格差拡大が進み、商売として最適をする環境として最適とは言えないことも事実です。そのため地域や地域住民、次世代を担う子どもたちに、しっかりと羽ばたいていく戦略のもとで成長する姿を見せ続けたく精進しております。
企業が求める人材像について
御社に応募していただきたい人材像について、具体的に教えてください。
私たちは「ワークライフハーモニー」という言葉を使いますが、こちらは仕事と私生活を融合させて豊かな人生を歩んでいこうとする考え方です。人生の中で大半は仕事をしている時間であり、また仕事によって自分が社会で必要とされ「活かされて」「生かされて」いきます。一度の人生なら、仕事とプライベートとを無理やり分けることだけではなく(分けたければ分けても構いません)、仕事をしている時間も夢中になって楽しみ、有意義な時間を過ごすことで人生をより豊かにしていこうとするような考え方に共感してもらえるような人財を求めております。
ひとを知る
代表取締役社長
高谷秀和
祖父であるタカヤ創業者に影響され、実業家として大成したいと夢を描いた青年期を過ごす。大学(米)卒業後、東京で大手メガネチェーン店に就職、その後帰郷し、株式会社タカヤ取締役に就任する。父である2代目社長が秋田の北秋地域で眼鏡事業や家電関連事業を中心に経営していたタカヤの事業ポートフォリオを徐々に変え、事業エリアを東北一円にまで拡げ、成長性と安定性のバランスを保ちながら売上高は帰郷した時の5倍以上の会社にまで成長させている。
SDGsへの取り組み
- 【1.2】不要になったメガネを集め、リフォームしたフレームに新品のレンズを入れて加工したものをタイの農村部で、無償で提供しております。
- 【4.8.11】地方企業の持続性と地方地域の維持存続や発展について現役の大学生と共に日々向き合っております。
- 【4.17】地元中学校のキャリア教育との連携し、未来を担う逞しい人材の育成に繋げる為のきっかけづくりとなる取り組みを行い、持続可能な教育現場との連携の仕組みを構築しております。
企業プロフィール
企業名 | 株式会社タカヤ |
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所在地 | 〒018-5201 秋田県鹿角市花輪字八正寺1番地2タカヤ旭町オフィス2階 |
創業年 | 1933年創業 |
代表者 | 代表取締役社長 高谷秀和 |
事業内容 |
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WEBサイト | リンクはこちらから |
求人応募ページ | 株式会社タカヤ 求人ページ秋田県就活情報サイト Kocchake! |
企業ロゴ |