(かかりつけ大工)友建

かかりつけの工務店として地域に根差し、今後起こりうる災害で失われる命と財産を守る家をつくる

『家』というものは大切な命と財産を守る箱です。弊社は新築・改修問わず住まいを安心安全な場所にする家づくりを提案し、防災減災の重要性を伝えることで、一つでも多くの命と財産を守る地域づくりを目指しています。また、大工の技能を活用した木工事業ではフレキシブルな雇用も充実させることで、地域社会とのつながりそのものを守り続けています。

企業のこれまでとこれから

御社の創業から現在に至るまでの歴史について、転換点となった出来事を含めて教えてください。

かかりつけ大工は住まいづくりを単なる建築作業として捉えるのではなく、住まいを「守り続ける」という責任を重視する事業です。改修時でも住まいを設計し直し新築同様に作り直すことで、建物の性能を向上させ快適で安全安心な住まいづくりを目指しています。 また、地域社会とのつながりを大切にしており、独自のプロジェクトを通じてその絆を深めています。例えば、新型コロナウイルス感染症の流行時には、北名古屋市環境課と協力して生ごみを減らすための「木製コンポスト」を開発しました。このコンポストは、地元の有機野菜農家と連携する完全循環型の取り組みとして注目され、北名古屋市のふるさと納税の返礼品にも採用されました。この活動は環境への配慮だけでなく、地域経済の活性化や地元の雇用創出にも大きく貢献しています。さらに、地域密着の姿勢を維持しながら事業の幅を広げています。現在ではキャットタワーなどの猫商品も開発し、ECサイトを通じて販売を展開するなど、住まいづくりの枠を超えた新しい挑戦を続けています。一部の業務では障害者の方々が仕事に携わる仕組みを導入し、地域との繋がりを強めながら事業を拡大してお ります。

御社の現在の事業の強み・特徴これからの展望について教えてください。

阪神淡路大震災を経験した代表が目の前で失われていった命と触れ、災害に強い住まいを求め大工をしながら大学院まで研究を続けたこだわりが純粋なる強みです。社員はその想いを引継ぎ大工だけでなく監督や営業も兼ねています。設計者は住宅の新築だけでなく、改修時にも設計のノウハウを用いて快適で安全安心な住まいづくりを目指し、デザイン面でも3 次元システムを用いて視覚的に提案し、住まい手の為の住まいを設計しています。職人として住まいに向き合い、建築家として最適解を求める姿勢は、代表が求めた家造りを追求し続けてきた結果だと考えています。その想いは木工事業でも活かされており、さまざまな業種からやりがいを求めて人が集まる事業として、楽しく仕事に取り組む仲間が増えております。

企業から見た地域の魅力について

御社から見た愛知地域の魅力について教えてください。

北名古屋市は名古屋市の北隣に位置しており、私鉄・高速道路へのアクセスも優れているため非常に便が良い地域です。しかしながら商店は寂れ、弊社が位置する幹線道路沿いも人の動きが減り、空き店舗が目立っています。現在の北名古屋市は人が通り過ぎる街ですが、本来であればもっと発展する事ができる土地であると思います。弊社が運営するカフェを地域コミュニティの場として提供し、代表自らがボランティアとして活動する子ども食堂や、認知症カフェなどに活用することで、人の流れと多世代の交流を作り出しています。最近では地域の方々が集まって今後のことを語る機会も増えており、人の力で強い社会になるポテンシャルが高い地域であると考えております。

企業が求める人材像について

御社に応募していただきたい人材像について、具体的に教えてください。

弊社が扱う商品は高価な財産であり命の入る住まいであるため、誇りある仕事を共にしてくれる人材を歓迎しています。大工の技能も設計の知識も習得に時間を要する仕事ですが、社内で高い技術レベルまで引き上げができる環境があります。年々技能者が減少している中でも大工は絶滅危惧種です。そのため切磋琢磨しながら技能を習得したいと思ってくださる方に来ていただきたいです。2024年に入社した方は国土交通省に務めていた方や元自衛官など職歴も多様で、2025年度には現職で小学校の校⾧先生を務めている方が入社を予定しています。事業の幅も広がるなか、このように多様性あふれる職場で楽しく仕事に取り組んでいただけると嬉しく思います。

ひとを知る

代表取締役社長
山田昌昭

1994年の高校中退後、京都府伏見区で大工見習いになり、翌1995年の阪神淡路大震災を経て仮設住宅の建設に携わる。1996年愛知県で夜間定時制工業高校に編入し、大学院修了まで働きながら学業を行う。2004年3月に名城大学大学院修士課程を修了、株式会社ウッドワンに就職。2005年11月に友建を個人で開業し、2006年8月に法人化を果たした。自らの技術と知識を伝え、人材の育成を目的に事業を展開中。

SDGsへの取り組み

  • 【8】木工を通じて子育て世代にはフレキシブルな雇用環境を設け、障害者等の雇用も生み出しています。
  • 【11】カフェで子ども食堂等地域コミュニティを生み出し、災害に強いまちづくりに寄与しています。
  • 【12】家造りを通じて防災・減災に努め、災害に強く長期に渡る安心安全な住まいを提供しています。

企業プロフィール

企業名株式会社友建
所在地481-0031
愛知県北名古屋市弥勒寺東4丁目1番
創業年2005年創業
代表者代表取締役社長 山田昌昭
事業内容
  • 建設業
  • /木工製品販売
  • /飲食業(カフェ)
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