企業のこれまでとこれから
御社の創業から現在に至るまでの歴史について、転換点となった出来事を含めて教えてください。
我が国は本格的な人口減少社会に入り、過疎地域を中心に道路・橋梁や上下水道といったインフラの維持更新はもとより、自治体の存続そのものが危機的状況にあります。グローバルに目を向けると、開発途上国における人口増加や気候変動による災害の激甚化、さらには感染症や飢餓の拡大や南北格差の問題からロシアによるウクライナ侵攻まで、資源・肥料・食糧の奪い合いがエスカレートし、平和とは正反対の争いと不透明な世の中に向かっております。このような不安定かつ不透明な世界に対し、RQは「水・食・環境、エネルギー資源の自立」を旗印に、複合発酵技術という革命的なソリューションを提供する会社として2022年11月に設立しました。
御社の現在の事業の強み・特徴やこれからの展望について教えてください。
2022年設立以来、弊社はA.Qトイレ(バイオトイレ)の製造販売を開始しております。2024年1月1日に発生した能登半島地震では、被災した能登町において特にトイレ環境が厳しい3箇所の避難所に4基のA.Qトイレを提供し、現在も被災地の皆様にご利用いただいております。このような弊社の上下水インフラが寸断されても快適なトイレ機能を提供できる取り組みが評価され、国土強靭化・災害対応の観点から、「第10回ジャパン・レジリエンス・アワード(強靭化大賞)2024」で『最優秀賞』の受賞に至りました。今後も災害時のみならず幅広い分野・場所で水循環システムを活用できるよう取り組んでまいります。
企業から見た地域の魅力について
御社から見た愛知地域の魅力について教えてください。
我々が本社を構える名古屋市は地理的に日本の中心部に近く、国土強靭化・災害対応の観点から国内のあらゆる地域の支援を行いやすい立地環境です。また、我々は国内で培った技術を持って海外展開を図ることを使命としており、中部国際空港や名古屋港を通して海外進出が可能な本地域は魅力高い地域であると考えております。我々が国内外問わずに目指す「人類地球の起死回生を実現し、誰もが平等に水・食・環境、エネルギー資源を享受できる世界」を実現するうえで、名古屋市は非常に優れた環境で魅力の高い地域です。
企業が求める人材像について
御社に応募していただきたい人材像について、具体的に教えてください。
日本国内には南海トラフ地震災害等を見据えた国土強靭化や、人口減少下の地域創生に資する取り組みなど、難易度が高くとも粘り強く地道に解決すべき課題が未だ数多く残されております。また、グローバルに目を向ければ2050年には世界人口が100億人を突破すると言われており、気候変動による水資源不足や昨今の戦争による肥料価格の高騰を受けた国内農業の衰退など、今後ますます水・食糧問題の解決を図る必要性に迫られることは自明の理です。このような難しい課題の解決に、国内外問わず地道に一歩一歩、一緒にチャレンジできる仲間に応募していただきたいと考えております。
ひとを知る
代表取締役会長
宗広裕司
株式会社長大 執行役員 海外営業統轄部 統轄部長。1970年栃木県生まれ。1995年横浜国立大学大学院修了後、株式会社長大に入社し、主に交通・ITS分野の技術者として業務に従事した後、2010年に新設された事業企画部長に就任。フィリピンの地域開発事業をはじめ、国内外の新事業立ち上げに関与。2022年より現職に就任。技術士(総合技術監理部門・建設部門:道路)・博士(工学)。東京都市大学客員教授も兼任している。
SDGsへの取り組み
- 【6】我々は水循環型のA.Qトイレの普及を通して、災害にも強い循環型社会構築に寄与します。
- 【10】我々は複合発酵技術を用い、誰もが平等に水・食・環境、エネルギー資源を享受できる世界を目指します。
- 【11】我々は複合発酵技術を用いた水・食糧の自立分散型社会の構築により、住み続けられるまちづくりを目指します。
- 【13】我々は複合発酵技術を用いた水循環システムの提供により、気候変動による水不足に対するソリューションを提供します。
- 【14】複合発酵による処理水は豊富な微生物群を有し、土壌や河川環境の改善や豊かな海洋環境の創出に寄与します。
企業プロフィール
企業名 | 株式会社RQ |
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所在地 | 〒460-0002 愛知県名古屋市中区丸の内2丁目13番23号FKビル丸の内4階 |
創業年 | 2022年創業 |
代表者 | 代表取締役会長 宗広裕司 |
事業内容 |
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