ジャパンフラワードリーム

日本の「菊」から世界の「マム」へ

菊は日本を象徴する国花です。多くの日本人は「菊=陰」のイメージであるのに対して、海外でのマムは「陽」のイメージを抱くことが多いそうです。そこで弊社では、菊からマムと言い換えることで花のイメージアップを目指しております。

企業のこれまでとこれから

御社の創業から現在に至るまでの歴史について、転換点となった出来事を含めて教えて下さい。

私たちは業界の常識にとらわれずに、常に顧客の立場で物事を考え「まずやってみる」を合言葉に具現化してまいりました。時代のトレンドに合った色や形で栽培し流通させてきた弊社のマムは定番化し、多くの場面で利用されております。さらに、SNSで発信した花や商品がECサイトで購入できるよう、発信から購入までが連動しているシステムも構築いたしました。花店のニーズに合わせた規格で納品することで廃棄削減にも貢献しております。2018年には花の国づくり共励会花き技術・経営コンクールにおいて農林水産省賞を受賞し、2023年には生産過程の農薬・肥料・エネルギー等の環境負荷低減への取組みを認証する「MPS国際認証」を取得いたしました。

御社の現在の事業の強み・特徴これからの展望について教えて下さい。

私たちは自社で花を生産・販売しておりますが自社のみならず複数の生産者の花の販売も行っているため、いわば農業協同組合と同じ機能を持った会社です。それぞれの生産者が役割を果たし、顧客ニーズに合致した商品を提供しております。2024年には物流の拠点として施設を増築し、運送会社の集荷時間短縮に繋がる取り組みをおこないました。農業の収入は不安定であるため毎月定額の委託費を支払うことで収入を安定化を図る、委託栽培事業の展開も企画中です。これは収入不安を軽減し、生産に集中できるとともに後継者の確保にも繋がると考えております。人が生活するうえで必要な要素を担う農業の従事者を増やすことこそが弊社の最重要課題であると考えて、今後も事業に取り組んでまいります。

企業から見た地域の魅力について

御社から見た愛知地域の魅力について教えて下さい。

田原市は農業産出額が約900億円で全国2位の地域です。花の農業産出額においては約350億円と日本一で、2位と比較しても桁が1つ違います。海に囲まれており、風がよく通るため涼しく雪が積もることもめったにありません。資材やメーカーなど農業関係の会社が多く、気候・関連会社の両軸から農業を始めるには非常に適した地域です。またトヨタ自動車の田原工場があるため、物流やエネルギー面についても恵まれております。そのような田原市において最も恵まれていると感じるのは「水」です。宇連ダムの水が田原市の先端まで自然の力(重力)だけで流れている豊川用水は全国的に見ても珍しく、この澄んだ水とともに農業ができることは幸せでしかありません。

企業が求める人材像について

御社に応募していただきたい人材像について、具体的に教えて下さい。

現在の施設園芸にはITが必要不可欠です。弊社の農園においても多種多様な機械が設置されており、自動でさまざまな管理をおこなっております。そのためスマートフォンやタブレット、パソコンなどこれまでの施設園芸には縁遠かったデバイスを扱う能力が必要です。さらにSNSでの情報発信やECサイトの管理など、商品PRや販売する能力も重要です。全ての能力を兼ね備えた人材が最高ではありますが、なにか1つでも秀でた方であれば問題ありません。また在宅での作業も可能です。そして最も重要なのは、「マムを多くの方に知っていただき様々なシーンにマムを飾って欲しい」という弊社の情熱に共感し、同じビジョンを描き、一緒に前進してくださる方です。

ひとを知る

代表取締役CEO/代表取締役COO
藤目裕也/藤目健太

藤目裕也は農業高校を卒業後、マム(洋菊)栽培の第一人者でもある会長の元で技術を習得することを最善と考え後継者として入社。藤目健太は名古屋学院大学卒業後、不動産会社へ就職。数年の社会経験を経て有限会社ジャパンフラワードリームに入社。2023年にともに代表取締役に就任し、藤目裕也は栽培、藤目健太は会社運営という両輪体制を構築する。マムの知名度を高めるために11月6日を「いいマムの日」と記念日登録し、全国の花店でフェアも開催している。

SDGsへの取り組み

  • 【5】在宅勤務制度を導入しており現場リーダーを務める女性社員も多いことから、性別問わず働きやすく活躍できる会社です。
  • 【11】環境認証(MPS)を取得し、生産過程の農薬・肥料・エネルギー等の環境負荷低減への取り組みを実施しております。
  • 【12】お客様のニーズをとらえ、最適な状態で花を提供するように心掛け、ラッピング箱もアイデア次第で二次利用できるよう工夫を凝らしております。

企業プロフィール

企業名有限会社ジャパンフラワードリーム
所在地441-3501
愛知県田原市高松町谷倉63
創業年2004年創業
代表者代表取締役CEO/代表取締役COO 藤目裕也/藤目健太
事業内容
  • 施設園芸(マムの栽培)
  • /協同出荷
  • /卸売り(園芸資材の輸入・販売・施工など)
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