企業のこれまでとこれから
御社の創業から現在に至るまでの歴史について、転換点となった出来事を含めて教えて下さい。
ハピネオは2005年に化粧品・一般雑貨卸業として創業いたしました。まずは町の薬局・雑貨店との小さなお取引を目指して、苦しいながらも徐々に実績を積み、2年目に大手ドラッグとの取引を獲得できたことをきっかけに卸の基盤が出来ました。こうしたなかで流行品や類似品をかき集めて値段競争しながら投下していくやり方に大きな疑問をおぼえ、オリジナル商品開発路線への転向を模索し始めました。”私の商品”でやっていきたい、というシンプルな願いが原点です。経験値が少しあった縫製分野に的を絞ってアイデアを捻出し、手探りでサンプルつくりの試行錯誤に1、2年ほどを費やし、2009年にバッグの整理ツール『デルサット』を発売いたしました。その斬新さからテレビ・新聞などのメディア取材をいただき、認知度が急上昇。販売量も増えて会社の新しい方向性が見えてきました。以来、今日までニッチな収納関連グッズを開発・販売する会社として歩み続けております。
御社の現在の事業の強み・特徴やこれからの展望について教えて下さい。
『カバンの骨』シリーズは、「私のくたくたバッグを立たせたい」の一声から生まれたロングセラーです。この商品は、バッグを自立し易くするサポートツールで、おそらく世界に類をみないオンリーワンです。現在はネットをメインに小売展開し、他社コラボでアレンジ品も多く販売されております。他にも様々な収納関連グッズを手がけ、販路もECサイト・大手バラエティショップ・紙面通販・生協・百貨店など多方面です。また弊社の商品は、多くが特許取得(出願済)であり、知財による防御も心がけております。このため価格競争はさほど無く商品寿命が長いため、末長く安定した協業が可能です。次の新商品は居酒屋で小耳にはさんだ「男のトートってちょっとねえ(女性グループ)」の一声が開発の起点となったアイデアバッグ『ハコマル』です。これからもモノを通じて”ちょいハッピー”をお届けできる会社で有り続けたいと心より願っております。
企業から見た地域の魅力について
御社から見た愛知地域の魅力について教えて下さい。
一宮市はテキスタイル産地としての魅力と未来の可能性に溢れている地域です。一宮市を中心とした尾州地域は、愛知県西北に位置し、木曽川の豊かな水と特有の自然環境に恵まれウール産地として古くから発展してきました。糸から生地になるまでの多くの工程を、この地域内で分業と協業によって一気通貫で可能にし、それぞれの工程で蓄積された知識と技術を長年にわたって継承してきました。これは尾州全体が世界に誇れる「一つの大工場」とも言えるでしょう。生み出される高い品質で魅力あふれるテキスタイルは、国内のみならず世界のハイブランドから採用され、賞賛を浴びております。
企業が求める人材像について
御社に応募していただきたい人材像について、具体的に教えて下さい。
「好奇心をもって面白がる方」「こだわって工夫する方」「誠実に協力する方」そして何よりも「どこかにピュアなハートを持っている方」と一緒にワクワクしながら仕事がしたいと思っております。現在のところ本社での募集はしておりませんが、北陸エリア(石川県・福井県)で、ご自宅で縫製内職ができる方を随時募集しております。ホームページからどうぞお気軽にお問い合わせください。
ひとを知る
代表取締役社長
荻本芳也
愛知県一宮市出身、繊維メーカーの製品部門で20年ほどの営業キャリアを積む。2005年にハピネオ創業。バッグ・収納関連分野でユニークな開発商品を販売している。代表商品は『カバンの骨』シリーズ。ロングセラーとして累計100万セットを目指して、じっくり地道に拡販している。令和6年冬に斬新なアイデアバッグ『ハコマル』を発売予定。趣味はほろ酔いながらギター弾き語りと映画鑑賞、そして全国カレー食べ歩き。
SDGsへの取り組み
- 【12】企画・製造・販売まで一貫して行う強みを生かして、安心・安全な商品を提供していきます。
企業プロフィール
企業名 | 株式会社ハピネオ |
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所在地 | 〒491-0858 愛知県一宮市栄4-6-5 |
創業年 | 2005年創業 |
代表者 | 代表取締役社長 荻本芳也 |
事業内容 |
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