企業のこれまでとこれから
御社の創業から現在に至るまでの歴史について、転換点となった出来事を含めて教えて下さい。
弊社は昭和32年に、農家として創業いたしました。当時は50羽ほどの鶏を畑で採れた野菜を飼料に育てており、現在も販売している「野菜たまご 元気くん」(現在の商品名は元気くん)は、このように農家の野菜を食べて育つ昔ながらの鶏の卵をイメージしながらエサを配合しております。 平成元年より「元気くん」と「グルメ卵(和)」の生産販売をスタートしましたが、当時は養鶏場がブランド卵を掲げて販売することはあまりありませんでした。現在も卵の味にも様々な種類があることを証明したいという想いで、お買い求めやすくて美味しい卵を追求しております。
御社の現在の事業の強み・特徴やこれからの展望について教えて下さい。
弊社では味にこだわった卵を生産しており、また名古屋コーチンの卵においては日本一の生産量を誇ります。美味しい卵を多くの方に食べていただくことを基本方針として、経営理念である「感謝、健康、喜び」を形にしていきます。その次の一手として、卵の自社加工を考えております。弊社では約8万羽の鶏を飼養しておりますが、採れる卵のうちの約5~10%がザラやひび割れ、汚れなどのロスとして扱われてしまうことが課題でした。通常の価格で流通させることができれば、1個あたり22円で販売できるのですが、ロスにすれば当然儲けもほとんど出ません。また昨今は円安の傾向も強く、輸入に頼らざるを得ない飼料価格は高止まりをしております。そのような外部環境に対して価格転嫁をしながら、お客様に喜んでいただけるような施策を現在企画中です。
企業から見た地域の魅力について
御社から見た愛知地域の魅力について教えて下さい。
愛知県は他の地域に負けない魅力がつまった地域です。経済の中心地といえば東京や大阪が挙げられますが、愛知は名古屋市のような大規模消費地と、弊社の位置する自然豊かな田舎の生産地も兼ね備えていることから、1つの県の中で流通を完結させることができます。県外への流通においても愛知は日本の中心にあたるため、配送コストもあまりかかりません。また、弊社近辺は自動車専用道路や鉄道などのインフラも充実しているため、県内での移動に関しても困ることが少ないと思います。地元で生産された農産物の産直市場などが多数あり、四季折々の新鮮な野菜や果物をお得に購入することもできる地域です。
企業が求める人材像について
御社に応募していただきたい人材像について、具体的に教えて下さい。
弊社では、正社員スタートでの採用は考えておりません。養鶏場であるため、畜産業に興味がある方に来ていただきたいです。生産部門は鶏舎内を見回るなかで餌や水が出ているかや、死鶏の確認などを行なっていただきます。鶏舎内の給餌機などの機械のメンテナンスが出来る方であれば非常にありがたいです。そして製造部門では鶏卵の商品化・配送などが業務として挙げられます。今後の利益の柱として考えている鶏卵の調理を一緒に製造していただける方のご応募をお待ちしております。現在は、B卵(規格外)になってしまう名古屋コーチンの卵を加工したまごサンドや出汁巻き卵を、産直市場で販売しております。 業務内容によりますが8時~18時を労働時間としており、詳細な労働条件は追ってすり合わせることが出来るため、ご連絡お待ちしております。
ひとを知る
代表取締役社長
花井千治
授業と鶏の餌やりだけの大学時代。先生に『結局のところ寡占化ができないスケールメリットはメリットじゃない』という言葉から『自分の卵をつくろう!』と決心し、平成元年に自社ブランドである元気くんとグルメ卵を販売開始。その後、鶏舎の拡大や洗卵用に電解水精製装置の導入、スーパーへの販路拡大など順調に事業を推し進め、2000年に法人化。昨今の飼料価格高騰と鶏卵の価格は追従しきれないなかで、名古屋コーチン卵の生産数を維持し日本一となる。
プレスリリース
SDGsへの取り組み
- 【2】地元ボランティアグループが運営するフードドライブへの鶏卵の提供と、子ども食堂に安価かつ継続的な鶏卵の提供を行っております。
- 【6】食品の安全面を考慮して、鶏卵の洗浄・殺菌には電解水を使用しております。
- 【12】弊社では地元で使用する鶏卵を生産しております。栄養価の高い鶏卵を安心・安全に生産し続けることを責務とします。
企業プロフィール
企業名 | 有限会社花井養鶏場 |
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所在地 | 〒474-0043 愛知県大府市米田町3-286 |
創業年 | 1957年創業 |
代表者 | 代表取締役社長 花井千治 |
事業内容 |
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