弊社は東京五輪開催の1964年に神戸で創業しました。淡路島出身の創業者・細川数夫は当時22歳で起業。「ファッションは時代を反映し、時代に反応するものである」との考えのもと、一貫した企業理念で多くのお客様に愛されるブランドを作り上げてきました。2000年から大流行した「神戸エレガンスブーム」では弊社のVICKYやQUEENS COURTが火付け役となり、神戸にファッションの一大ムーブメントを引き起こしました。2022年AWには五感を意識したライフスタイルブランド「BLANCmaisonブランメゾン」を立ち上げ予定。新しい価値観や感動を伴った物づくりで「多様な愛」をお届けできる企業へと進化します。

弊社は、デザイナー・パタンナーの企画部門を内製化しており、各々のブランドをしっかりと表現することができます。ここ数年のコロナ禍の影響により、私たちを取り巻く市場環境とお客様の価値観が目まぐるしく変化しました。そんな状況下でも弊社の根底に流れる使命と精神は不変です。これからも沢山の方々に洋服で幸せをお届けしたいという思いを胸に、ワクワクドキドキする「愛」ある服づくりに邁進してまいります。

神戸は古くから港町として栄え、異文化の放つ魅力を吟味しながら取り入れて、独自にアレンジし定着させてきた街だと思います。そこにはセンスの良さとエキゾチックさ、ゆったりと流れる時間があります。親から子へ、子から孫へと脈々と受け継がれてきたおしゃれに対する気質とスタイルは、他地域には見られない唯一無二のものであり、自分のスタイルを壊すことなく、時々のトレンドを控えめに取り入れる洗練されたスタイルは、ジャヴァコーポレーションの物づくりにも大きな影響を与えています。「洗練された自分を楽しめる」という環境が神戸という街の大きな魅力です。

いつも前向きなマインドでアクションを自ら起こせる人。そうした行動力を持つ人は、たとえそのアクションが上手くいかなくとも、軌道修正をしながら進み、見えなかった課題をクリアしていける人材だと考えます。また時代の変化に柔軟に対応できる能力も必要となります。我々はファッションを仕事にしているため、特に時代の一歩先を読み解く力が必要です。世の中の出来事に敏感で、何にでも興味を持ち、変化を楽しめる人。そして一番は何よりも服が好き。そして人が好き。そんなメンバーと共にブランドの未来を考えていきたいと思っています。