こんにちはライターのたんもんです。

読者の皆さん。美術館はお好きですか？

私達が生まれる前から存在している美術品の数々に囲まれた空間は何とも言えない趣がありますよね。

今回は和泉市久保惣記念美術館をご紹介します。

和泉市久保惣記念美術館　外観

Introduction 

　和泉市久保惣記念美術館は、昭和57年に開館した和泉市立の美術館です。国宝２点、重要文化財29点を含む、美術品の約11000点が所蔵されています。

主な収蔵品としては、日本、中国の書画に加え陶磁器、古地図、西洋近代美術など多岐にわたります。

加えて展覧会以外にも、茶会やコンサート、市民による作品展など、市民の創作活動並びに発表の機会と場を提供し、市の文化振興につとめています。

つまり、和泉市久保惣記念美術館は市民の皆様の文化に対する関心に寄り添った美術館なんです。

Japanese Paintings and Calligraphic Works. 

書跡には、国宝である平安時代の名品「歌仙歌合」などの古筆、重要文化財の奈良時代以降の経巻と鎌倉時代の墨跡などが含まれています。

絵画では、鎌倉時代〜室町時代の絵巻をはじめ、桃山時代に制作された重要文化財「源氏物語手鑑」（土佐光吉筆）などの作品があります。また剣豪宮本武蔵が描いた「枯木鳴鵙図」は所蔵品の中でも特に人気の作品です。

加えて、約6000枚の浮世絵もあり、葛飾北斎や歌川広重などよく知られる浮世絵師の作品が含まれています。

重要文化財　「枯木鳴鵙図」　宮本武蔵筆　江戸時代

Chinese Paintings and Calligraphic Works. 

「十王経図巻」(五代〜北宋時代)は敦煌伝来の画巻です。

重要文化財　「十王経図巻」　中国・五代〜北宋時代

Chinese Porcelain

国宝「青磁 鳳凰耳花生　銘万声」は徳川将軍家から天皇家へ伝来したという南宋時代の青磁の名品です。

国宝「青磁 鳳凰耳花生　銘万声」中国・南宋時代

Postscript

今回は和泉市久保惣記念美術館をご紹介いたしました。

繰り返しになりますがご紹介した事柄に加えて、和泉市久保惣記念美術館では市民ギャラリーやミュージアムコンサートなど。様々なイベントを開催しています。

是非一度足を運んでみて下さい。

たんもんでした。

※展覧会やイベント等の詳細については美術館のホームページをご確認ください。