みなさんこんにちは🌻
琵琶湖のある県に住む学生ライターのユーミンです。
難読地名の「百舌鳥」
突然ですがみなさん、
こちらの地名をお読みになれますか?
「百舌鳥」
実はこの地名は「もず」と読みます。
百舌鳥は大阪府堺市北区にある地域なのですが、私は最初にこの地名を見た時に何て読むのかわかりませんでした。
今回はそんな「百舌鳥」という地名をもっとたくさんの人に知っていただくために、地名の由来についてご紹介していきたいと思います☺
「百舌鳥」という地名は実は歴史が古く、由来について関わりのありそうな有名なお話しが
日本書紀にあります。
かつての地名は石津原?
大昔、この地域は石津原(いしつのはら)と呼ばれていました。ある時、仁徳天皇が石津原に出向いて陵の造営工事を始めます。すると突然、野の中から鹿が飛び出して来ました。
その鹿は工事の場所に入ってきて走り回った後、倒れて死んでしまいました。不思議に思った人たちが調べてみると、鹿の耳から百舌鳥が飛び出してきたのです!その鹿は百舌鳥によって耳の中を食べられていたことが原因で亡くなっていました。
このことからこの石津原(いしつのはら)の地は百舌鳥耳原と呼ばれるようになりました。
これが日本書紀にあるお話です。
時代によって変わる漢字表記
百舌鳥という地名はこのお話に由来するのではないかと言われています。
その後この地域は様々な文字で「もず」を表してきました。
例えば、古事記では「毛受」、中世以降の時代では「万代」など
「百舌鳥」という地名にどのような由来があるのかはわかったものの、いつごろから何故この漢字を再び利用し始めたのかはわかっていません😢
この記事を書くために百舌鳥について色々調べていたら、百舌鳥に行ってみたくなりました!これからも百舌鳥を含め沢山の地域の魅力を発信していけるよう一生懸命頑張ります!
この記事読んでくださったみなさんにとって、この記事が百舌鳥を訪れたいと思うきっかけになれば嬉しいです💕